“カウコンジ”の漢字の書き方と例文
語句割合
高巾子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上元の行事たる踏歌節会タウカノセチヱの夜に、ことほきびとの高巾子カウコンジなどにやつした異風行列の練り歩くのも、此群行のなごりである。
正月十四日の夜、宮中で行はれた男踏歌には、高巾子カウコンジといふ白張りの高い巾子を著けて、踊つて出た。踊つて出るものは、綿で顔を蔽うて出た。勿論、絹綿マワタであらう。
はちまきの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)