“アデノイド”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肥大50.0%
鼻咽腔肥大50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ホホ。あたし、ちょっと先生の真似をしてみたんですの。患者さんの訴えを聞いてから、口を開けさせてチョット鼻の奥の方へ指先を当ててみると直ぐに肥大アデノイドが指に触るんですもの」
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「……でも患者さんが手術の事を心配してアンマリくどくど聞くもんですから……そうしたら三人目の一番小ちゃい子供の肥大アデノイドに指が触ったと思ったら突然いきなり、喰付かれたんですの……コンナニ……」
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「フーム。どうしてわかるんだい。鼻咽腔肥大アデノイドってことが……」
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)