“ゐんぐわいのそち”の漢字の書き方と例文
語句割合
員外帥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現におなじ藤原びとでも、まだ昔風の夢に耽つて居た南家の横佩右大臣は、去年太宰員外帥ゐんぐわいのそちになつて、都を離れて行つたではないか。自分の親旅人の三十年前に踏んだ道である。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)