“わりどく”の漢字の書き方と例文
語句割合
割徳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小人数で料理屋に上つて芸者を呼ぶよりは、宴会が結句割徳わりどくの安上りと胸算用むなざんようして出席する下賤げすもあり。しきりに名刺の交換を迫つて他日人の名を利用して事をなさんとする曲者くせものもあり。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)