“わらう”の漢字の書き方と例文
語句割合
藁打100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるべくあの人たちの怒りをしずめるような御挨拶をして上げたいものだと、腹に考えながら、道場の片隅で藁打わらうちをはじめました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
食事が済んでから与八は、また道場へ戻って、そこで再び藁打わらうちをはじめようとしました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
農家へ電燈が点いてその下で藁打わらう草履ぞうりこしらえをやって居ると云って田舎も中々贅沢になったと笑ったものだが、東京の市中に於ても電燈というものが早くから点けられてはいたけれども