“わけぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分葱66.7%
分茎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、分葱わけぎしか食いたくない時は、自分で病気だということがわかるのである。頭がほてり出すと、彼は「熱がある」と言った。ところが、それは頭痛がするだけなので、なおるのに手間がかからない。
分葱わけぎ——くせえなあ!
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
分葱わけぎ——くせえなあ。
いわゆる分茎わけぎという似て非なるもので、特有の香がないし、あの細かに刻んだこぐち切の葉の粒を糸切歯でかむ時のピリとした薄い刺戟もない。
河豚 (新字新仮名) / 吉川英治(著)