“わきうま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
側馬33.3%
傍馬33.3%
測馬33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの、だらしのない恰好はどうだい! だが、あの側馬わきうまは悪くないなあ。大分まえから、あれを
『おい、アンドリューシカ、お前、右側の傍馬わきうまを曳っぱれよ。それからミチャイ小父おじ、お前は轅馬なかうまに乗っかりねえ。さあ、乗っかりねえよ、ミチャイ小父!』
マニーロフ家の召使連の接待もてなしにすっかり好い御機嫌になっていた馭者が、右側に繋がれた連銭葦毛れんせんあしげ測馬わきうまに、なかなか穿うがった小言を浴びせていることにも、いっこう気がつかなかった。