“わかさや”の漢字の書き方と例文
語句割合
若狭屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下請宿したうけやど若狭屋わかさや亀吉である。表小使亀蔵が部屋を改めて見れば、山本の外四人の金部屋役人に、それぞれ宛てた封書があって、中は皆白紙である。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
貧乏でもそういうところはおごっていた。芝の泉市せんいちだの、若狭屋わかさやだのという絵双紙屋から頼みにきても、容易なこっては描いてやらなかった。その時分、定さんという人がよくやとわれてきたものだ。