“ろんさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
論讃50.0%
論賛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の天分の不足を惜み、父を啓発してくれる人のなかつたのを歎かずにはゐられない。これが私の断案である。父の伝記に添へる論讃ろんさんである。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
林羅山はやしらざんや平山子龍なども、断片的な論賛ろんさん逸事などを誌しているが、彼の生涯を補足する足しになるほどな文字はない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)