“りんしへい”の漢字の書き方と例文
語句割合
林子平100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林子平りんしへいじゃねえが、親もなければ妻もなし、妻がなけりゃあ子供のあろう道理がねえ。板木はんがねえから本を刷って売ることもできねえ。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あの時代、秀吉を除いて、本当に海外に志のあった豪傑は、まず政宗でしょうかな——近世の奇物、林子平りんしへいなんというのも、たしかに政宗の系統を引いている。他の土地からは出ない人物だ
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)