“ゆかたひとえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
浴衣一重100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨上りの夕方、伯父は跣足はだしで庭に降りて、トマトのつるをしばってやっていた。野菜でも盆栽でも、伯父の作るものは皆よく育つ。浴衣一重ゆかたひとえで肌寒い思いをしながら、私はそばに立っている。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)