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やまふき
ふりがな文庫
“やまふき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山款冬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山款冬
(逆引き)
晃平が、先刻、未だ日の暮れないうち、朝飯の菜にとて、
山款冬
(
やまふき
)
数十茎を折って来たのを、みんなして、退屈
凌
(
しの
)
ぎに、
繊維
(
すじ
)
を抜いては、鍋へ投げ入れる。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
霧が
団
(
まろ
)
くなり、筋になり、樹の間から立つ、森からも、谷底からも、ふわりと昇る、例の
山款冬
(
やまふき
)
の茎を、醤油と鰹節とで煮しめて、
菜
(
さい
)
にする、苦味のない款冬である、それから昨夕の残飯に
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
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