“もろづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
双突50.0%
諸突50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では代ってやるか」と六郎兵衛がそっちへ振返った、「石川自慢の双突もろづきも久しくみない、一本どうだ」
その梅の木の前から諸突もろづきにしてみたけれども、それが外れたと見え、神尾は左からねらって突きました。それも手答えがなかったために、右からねらって突いたけれども、お銀様の身には当りません。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)