“もうぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
摩西50.0%
蒙世50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海原をつくり、焔の山をつくり、摩西もうぜをつくり、鯨の背骨をつくつた大自然の手は、ここに又春日の森を造つてゐる。杉は暁方の心あがりに、天にも伸びよと、丈高く作つたものらしい。
森の声 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「隠居さんが蒙世もうぜっていう俳号を持ってるが、あれはモーゼのことさ、死んだ女隠居はこのうちへ来てから満里まりと名を変えたそうだが、これは紛れもなくマリアさ」
おごそかな渇き (新字新仮名) / 山本周五郎(著)