“みゝなし”の漢字の書き方と例文
語句割合
耳無100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左手の目の下に集中して見える丘陵は、傍岡かたをかである。葛城川もほの/″\と北へ流れて行く。平原の真中に旅笠を伏せたやうに見える。遠い小山は、耳無みゝなしの山である。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)