“みみぶくろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
耳袋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳袋みみぶくろとりて物音近きかも
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
権之助はむしろこの男が、附近の地理や風俗にくわしいのを幸いに、後学のため耳袋みみぶくろを養っておこうとするらしく、歩きながらの道々を、なにかと訊ねたり探ってみたり、いつか相手になっている。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)