“まるきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸金50.0%
○金50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕刻、「丸金まるきん」の大広間で、三菱の招待宴が張られた。「丸金」は、「緑屋みどりや」から二町ほど離れたところにある。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「「丸金まるきん」じゃ。五時からちゅうことになっとる」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
五月三日、六時、「丸金まるきん」で待っている。勝則」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
今でも××の海岸にズラリと軒を並べている※友かねともとか○金まるきんとかいう網元へ船を漕ぎ付けた漁師が、仕事をさしてくれと頼むかね……そうすると店の番頭か手代みたような奴が、物蔭へ引っぱり込んで
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)