“ぼくそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木租50.0%
樸素50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追い追いと人口も繁殖する中古のころになって、犬山の石川備前守いしかわびぜんのかみがこの地方の管領であった時に、谷中村方むらかたの宅地と開墾地とには定見取米じょうみとりまい、山地には木租ぼくそというものを課せられた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その代りに樸素ぼくそな地味は、一種の「さび」を見せて「いき」のうちの「諦め」に通う可能性をもっている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)