“ほんぞうわみょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
本草和名100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその蔓の名はアケビカヅラであって、これは古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』、源順みなもとのしたごうの『倭名類聚鈔わみょうるいじゅしょう』に出ている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
またあるいは畔田翠山くろだすいざんの『古名録』に在る様に知佐木チサノキ(『延喜式えんぎしき』)、知佐(『万葉集』)、加波知佐乃岐(『本草和名ほんぞうわみょう』)、賀波知佐乃木(『倭名類聚鈔』)
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
今から一〇九〇年も前に出来た深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』に「和名、於爾布須倍」すなわちオニフスベと出ているが、しかもその書にはなにもその意味は書いてない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)