“ほんく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ホンク
語句割合
奔駆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇刀乾雲丸は、不可解の一団に持ち去られたと称して手もとにないものの、剣狂左膳の技能は、あえて乾雲をたなくても自在に奔駆ほんくした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
もとより心の迷い、いたずらなから耳——と思った栄三郎だったが、これがかれを渾身こんしんからふるいたたせて、つぎの刹那せつな、うなりを生じた武蔵太郎安国、左膳の前額を望んで奔駆ほんくしていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)