“ほやり”の漢字の書き方と例文
語句割合
穂槍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年齢は法水と同様三七、八がらみ、血色のよいヤフェクト風の丸顔で額が抜け上り、ちょっと見は柔和な商人体の容貌であるが、眼だけは、切目きれめ穂槍ほやり形に尖っていて鋭かった。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その暗灰色をした、穂槍ほやりのような突角が、ベーリング島の南端、マナチノ岬であった。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)