“ほまえだれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
帆前垂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三日たって、若い労働者達が小麦俵を積み換えていると、俵の間から、帆前垂ほまえだれにくるんだザラメが出てきた。
砂糖泥棒 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
彼はある日砂糖倉に這入はいって帆前垂ほまえだれにザラメをすくいこんでいた、ところがそこを主人が見つけた。
砂糖泥棒 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
諸味は、古江の帆前垂ほまえだれから足袋を汚してしまった。
まかないの棒 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)