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ほぞのおがき
ふりがな文庫
“ほぞのおがき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
臍緒書
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臍緒書
(逆引き)
成程その笠には武州川越次郎兵衛と書いてあるが、屋敷へ連れ帰って調べてみると、彼が所持する
臍緒書
(
ほぞのおがき
)
には野州宇都宮在、粂蔵の長男粂次郎とある。
半七捕物帳:63 川越次郎兵衛
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
当時、孫右衛門はまだ妻が生きていたし、浪人の信頼するようすがしんけんなので、
慥
(
たし
)
かに引受けたと云って承知し、赤児といっしょに
臍緒書
(
ほぞのおがき
)
や系図なども受取って、雨が晴れると同時に宿を立った。
みずぐるま
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
こんな奴でもやはり昔の人間で、
臍緒書
(
ほぞのおがき
)
はちゃんと持っていたのです。
半七捕物帳:63 川越次郎兵衛
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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