“ぶぐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
撫軍50.0%
武群50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また鶏と闘わしてみると、それも成のいったとおりであった。そこで邑宰は成を賞して、それを撫軍ぶぐんに献上した。撫軍は大いに悦んで金の篭に入れて献上して、精しくその虫の能を上書した。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
父名は経方、省いて方とも云ふ。字は叔亀、通称は八郎、全斎と号した。阿部家に仕へて文政十二年六月七十一歳にして歿した。孟昌は家を弟武群ぶぐん、通称信助、後又太郎に譲つて分家した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)