“ふんろん”の漢字の書き方と例文
語句割合
紛論100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
評定は紛論ふんろんにおちいり、耿武の力説を正しとして、席を蹴って去る者三十人に及んだ。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
紛論ふんろんは排されて、最初の方針が、ふたたび明示されたわけである。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
将軍家の一言が、すべての紛論ふんろんに、最後の断を与えた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)