“ふどうぎょうじゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
不動行者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明王院の内には、つねに数十人の不動行者ふどうぎょうじゃ(山伏の一類)が住んでいた。すべて吉致の家来であった。そして事ある日には、この白衣びゃくえじょうの行者が、どこへでも秘命をおびて飛んで行くのである。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)