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ふたつながらこれひなり
ふりがな文庫
“ふたつながらこれひなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
両是非
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両是非
(逆引き)
されども本間が死期の依頼を天に誓いし一
諾
(
だく
)
あり、人情としては決して下枝を死なすべからず。さりとて
出
(
いで
)
て闘わんか、我が身命は立処に滅し、この大悪人の罪状を公になし難し。
噫
(
ああ
)
公道人情
両是非
(
ふたつながらこれひなり
)
。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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