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ふくぢよ
ふりがな文庫
“ふくぢよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蝠女
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝠女
(逆引き)
「二人共四十近い獨り者で、尤も大膳坊の方は
蝠女
(
ふくぢよ
)
とか言ふ
蝙蝠
(
かうもり
)
が化けたやうな女の
巫女
(
みこ
)
をつれて歩いて居ます。ちよいとした年増で」
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
祭壇はそのまゝですが、中は全くの空つぽ、大膳坊の姿は言ふ迄もなく、
巫女
(
みこ
)
の
蝠女
(
ふくぢよ
)
の姿も其處には見えなかつたのです。
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「行きがけの駄賃に、昔の戀の
怨
(
うら
)
みの内儀を殺した。あれも大膳坊の姿では、内儀に騷がれて出來ない仕事だ。そして
蝠女
(
ふくぢよ
)
と手を取つて逃げ出したが、どつこい」
銭形平次捕物控:306 地中の富
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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