“ふくけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
福建80.0%
福県20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしんば家庭のまわりを高塀が、ぐるりと囲んでいるにもせよ、まさか空気を遮断することは出来まい。つまり駄目だ! 江蘇浙江こうそせっこうは毎日戦争の防備をしているし、福建ふくけんと来たらなおさら盛んだ。
幸福な家庭 (新字新仮名) / 魯迅(著)
中でも崇福寺すうふくじの丹朱の一峰門が山々の濃緑からぬきん出て、さながら福建ふくけん浙江せっこうの港でも見るよう。
杭州こうしゅうから福県ふくけんのあたりを荒し廻った海賊の五島我馬造ごとうがまぞうが隠居所に建てた唐館だそうだが、それにしても酔狂にも程がある。