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ばうとくてき
ふりがな文庫
“ばうとくてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
冒涜的
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冒涜的
(逆引き)
金に物を言はせて、どんな
冒涜的
(
ばうとくてき
)
なことでもやり遂げようといふ男は、現に蟲のやうに殺されたのですが、その痛々しい犧牲者が、無邪氣な清潔な顏をさへして、目の前に立つてゐるのです。
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次はこの造化の傑作を臺無しにした
冒涜的
(
ばうとくてき
)
な男の、ニキビだらけな顏を憎々しく見やりました。まだ二十二三でせう。
魯鈍
(
ろどん
)
で脂切つて、何とも言ひやうのない無氣味なところのある若者です。
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
遠い街の灯や、九月十四日の宵月に照されて、眼に沁むやうな娘の死體を、後ろに庇つたなりで八五郎は
呶鳴
(
どな
)
り立てるのでした。其處此處から覗く
冒涜的
(
ばうとくてき
)
な彌次馬の眼が、どうにも我慢がなりません。
銭形平次捕物控:079 十七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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