“はるうみのごとし”の漢字の書き方と例文
語句割合
春如海100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人の定紋を比翼につけたまくらは意気地なく倒れている。燈心がえ込んで、あるかなしかの行燈あんどう火光ひかりは、「春如海はるうみのごとし」と書いた額に映ッて、字形を夢のようにしている。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)