“はらにわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
原庭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お倉は母親を原庭はらにわの叔母のところへ泊りにやつた——といふ以外には、何にも得るところもなかつたのです。
私どもが聞いたんでも、吾妻橋あづまばしの佐竹様のお屋敷のあたりかと思うと、松倉まつくらの方に変り、原庭はらにわ松厳寺しょうげんじの空地かと思うと、急に荒井町の方角に変ったりいたします。
原庭はらにわ才三さいぞうというのに熱くなって、女だてらに、鞘当さやあてをしているという噂もありました。