“はためいわく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
他迷惑50.0%
端迷惑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「余り蒲田が手酷てひどい事を為るから、僕も、さあ、それを案じて、惴々はらはらしてゐたぢやないか。嘉納流も可いけれど、後前あとさきを考へて遣つてくれなくては他迷惑はためいわくだらうぢやないか」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「大きに、そうだ。どうも、港をかきまわす毒虫がいて、困るなあ。こっちが、端迷惑はためいわくだ。船を喧嘩場と思ってるんだから。……今日も、喧嘩になりぁすまいねえ?」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)