“にちじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
日人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日人（にちじん）の小商人（こあきんど）達ももちろん、こんないい機会を見のがすはずはなかった。同様にまた、住民の多くが市場の安い品を買うために、出かけないというはずもなかった。
何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)
日鮮雑居地で、かなり多くの鮮人とわずか四十家族ばかりの日人（にちじん）とが住んでいた。けれど、その日鮮両民族がほんとうに融和（ゆうわ）しているのではなく、各自別々の自治体を構成していた。
何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)
この辺の人気は沸騰（ふっとう）して、多くの日人（にちじん）がそのために村に這入（はい）り込んで来た。
何が私をこうさせたか：――獄中手記―― (新字新仮名) ／ 金子ふみ子(著)