“なんなんせい”の漢字の書き方と例文
語句割合
南々西100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし正成は、なお、ゆとりあるものとして、南々西なんなんせい一帯の海から山へ眼をすましていた。刻々、風は凄気せいきはらみ出す。午前十時をやや過ぎる。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)