“なんせんぶしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
南瞻部州50.0%
南贍部洲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それによるとインド及びチベットのある地方を称して南瞻部州なんせんぶしゅうという名の起りもこの池から出て居るのである。瞻部せんぶというのはジャンブという水音を表わして居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
この頃になって、久しぶりで手にしてみると、劈頭へきとうから、南贍部洲なんせんぶしゅうとか、傲来ごうらい国とかいうようなむつかしい字が一杯出て来る。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)