“なたら”の漢字の書き方と例文
カタカナ：ナタラ
語句割合
降誕祭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だが本当によく来て下さいましたね。其代り今夜のは本当に今迄にない立派な降誕祭（なたら）です。」
青銅の基督：――一名南蛮鋳物師の死 (新字旧仮名) ／ 長与善郎(著)
「彼等はもう今夜降誕祭（なたら）のある事に感づいてそれを探りに行くのではなからうか。」
青銅の基督：――一名南蛮鋳物師の死 (新字旧仮名) ／ 長与善郎(著)
「降誕祭（なたら）と悲しみの節とを間違へて下手な化け方をしてやがるな。」彼はかう心に苦笑し乍ら態（わざ）とそのマントのやうな物を着た男の前に廻つて「御免」と云ひ乍ら煙草に火をつけた。
青銅の基督：――一名南蛮鋳物師の死 (新字旧仮名) ／ 長与善郎(著)