“なぎのせん”の漢字の書き方と例文
語句割合
那岐山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の末頃にも、作州那岐山なぎのせんふもと日本原にっぽこうげの広戸の滝を中心として、処々に山姫が出没するという評判が高かった。裸にして腰のまわりだけに襤褸ぼろを引き纏い、髪の毛は赤く眼は青くして光っていた。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)