“どうけめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
痴面50.0%
道化面50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青酸に洋橙オレンジという痴面どうけめんを被せているだけに、それだけ、犯人の素晴らしい素質が怖ろしくなってくるのだ。考えても見給え。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その仲居たちはさっきから、庭先へなだれてきた花笠、手拭てぬぐい道化面どうけめんなどの人々と一緒に、乱舞の渦にまきこまれ踊り狂っているたけなわなので、孫兵衛のそれほどな呶鳴り方も通らなかった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)