“とみず”のいろいろな漢字の書き方と例文

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

酒匂川も、栢山（かやま）、富水（とみず）、狩川などは、昔なつかしい釣り場である。土師先生は、冬でもこの方面へ出かけられるとか。あっぱれ剛の者ではある。

江戸前の釣り (新字新仮名) ／三遊亭金馬(著)

『一生涯でも、清麿さんの仕事場へ、研水（とみず）を汲んであげれば、わたしはそれで本望です』

山浦清麿 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

『あっ、環だな。——まだ居たのか。そこらにうろついていると、砥水（とみず）を浴びせるぞ。とッとと、大石村へ帰れ』

山浦清麿 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

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