“ととりべのよろず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捕鳥部万50.0%
鳥取部万50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崇峻紀に物部守屋の資人けらいである捕鳥部万ととりべのよろずが官軍に抗し、自ら頸を刺して敗死したが、朝廷ではその屍体を八段に斬り、八ヶ国に散梟さんきょうしたと載せている。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
古く鳥取部万ととりべのよろずの遺骸を、朝廷の命令で八段に斬り八ヶ所に埋めたのもその一例であり、さらに平将門の首を、腕を、脚を祀つたと云う神社が各地に在るのも、またこの俗信に由来しているのである。
屍体と民俗 (新字新仮名) / 中山太郎(著)