“てんてこまひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
転手古舞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十二人のうち、二人欠けたから、今は十人です。今朝から実はその事で転手古舞てんてこまひさ。その二人つていふのが、どつちもまだ子供なんだが、心中のおそれがあつてね。参つたよ」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
店は転手古舞てんてこまひの忙しさであつた、おまけにおつねが留守のため、手が足りなく、ぼうつとして九時すぎ料理場で立つたままおそい夕飯を食べてゐると、帳場にゐた豊太郎が眼顔で
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)