“てんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
癲狂80.0%
顛狂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二種の例を挙ぐるに、夢、癲狂てんきょう、幽霊、催眠のごとき、人の精神作用より生ずるものをいう。
妖怪玄談 (新字新仮名) / 井上円了(著)
夢、夜行、神感、神知、偶合、俗説、再生、妄想、癲狂てんきょう、その他諸精神病
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「そうでげしょう、な」と、にわかにもっともらしい顔になって、ちょうどこの時顛狂てんきょう病院の前を自分らの電車が通ってるのをじろりと見て取って材料に入れた
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)