“てらこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
寺子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ね、親分、さう聞くと思ひ當るでせう。子供は嫌ひだからと言つて、寺子てらこは皆な斷わつてしまつた癖に、夜は大の男を四五人も集めて“子曰しのたまはく”の素讀の稽古だ」
「あれはいけない。子だよ。子供の子さ。寺子てらこといったものだ。寺子の集まるところ即ち寺子屋さ」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「ね、親分、そう聞くと思い当るでしょう。子供は嫌いだからといって、寺子てらこは皆んな断ってしまった癖に、夜は大の男を四五人も集めて“子曰しのたまわく”の素読の稽古けいこだ」