“てつにょい”の漢字の書き方と例文
語句割合
鉄如意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る時、壬生の新撰組のたむろの前へ、みすぼらしい坊主が、一蓋いちがい檜木笠ひのきがさを被って、手に鉄如意てつにょいを携えてやって来て、新撰組の浪士たちが武術を練っている道場を、武者窓からのぞいていました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)