“ておひば”の漢字の書き方と例文
語句割合
桃葉珊瑚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁煖炉シュミネの薪は勢いよく燃え炉辺のひとの顔を赤く染めあげた。窓のそとには濃い霧が流れ、庭の桃葉珊瑚ておひばの黒い枝が水に洗われるように見えたり隠れたりした。J伯爵がいった。
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)