“ていれいぞく”の漢字の書き方と例文
語句割合
丁霊族100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ所々に雪の残っている川岸を進むこと数日、ようやく北海ほっかいあおい水が森と野との向こうに見え出したころ、この地方の住民なる丁霊族ていれいぞくの案内人は李陵の一行を一軒の哀れな丸太小舎ごやへと導いた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)