“つきのわぜんじょうかねざね”の漢字の書き方と例文
語句割合
月輪禅定兼実100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山門六十二世の座主ざすであり、法性寺関白忠通ほっしょうじかんぱくただみちの第三子で、月輪禅定兼実つきのわぜんじょうかねざねとは兄弟でもあるので、粟田口の僧正といえば、天台の法門にも、院や内裏だいりの方面にも、格別な重さをもっていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)