“ちんぞうき”の漢字の書き方と例文
語句割合
陳蔵器100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただし陳蔵器ちんぞうきの説に〈兎の尻に孔あり、子口より出づ、故に妊婦これを忌む、独り唇欠くためにあらざるなり〉
唐の陳蔵器ちんぞうきという学者は「昆布ハ南海ニ生ズ、葉ハ手ノ如ク、大サハ薄キ葦ニ似テ紫赤色ナリ」といっている。東垣の『食物本草』には「人取テ酢ニテ拌シ之レヲ食ヒ以テ葅ト作ス」と書いてある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
唐の陳蔵器ちんぞうき説に風狸邕州ようしゅう以南に生じ、兎に似て短く、高樹上に棲息し、風をうかごうて吹かれて他樹に至りその果を食う。その尿乳のごとく甚だ得がたし、諸風を治すと。