“ちりかご”の漢字の書き方と例文
語句割合
塵籠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、それをもみくちゃにして机の下の塵籠ちりかごになげこむと、今までとはうって変った落ちつきぶりを見せ、ゆったりと椅子に腰をおろしながら言った。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
甲斐はまるめた紙を、塵籠ちりかごへ入れて云った、「うまく仕組んだ、おれたちを此処ここからさそい出すつもりだったろう、この部屋の客が誰だかわからなかったのだ」